概要
スプレッドシートのエクステンションでChatGPTのAPIを読み込んで、シート内で関数として使えるようになります。ChatGPTを開いて、接続切れたーとか打ち直しになったーというダルさから完全に開放されます。
なんのこっちゃって人でもとりあえず問題ないので次行きましょう。
最後に私が作ったサンプルのスプレッドシート(簡易クォリティタグ入れ替え機能付き)を配布しています。
そもそもChatGPTとは? って人はググってみてください。あらたな神の一柱です。
とりあえず簡易ジェネレーター使いたいんじゃ! って方は先に一番下の使い方を見て、わからない部分だけ上にさかのぼって見ると良いかと思われます!
インストール方法
- GPT for Sheetsをインストールします。
インストール時にスプレッドシートを使いたいアカウントになっているかどうか確認してください。 - 登録が終わったらAPI keysを取得します。
OpenAIに未登録の方は登録画面が出てくるはずです。
スプレッドシートでログインしているGoogleアカウントを使うと楽だと思います。
(Continue with Googleで登録)
出てこなかったら、OpenAI APIでアカウントを登録します。 - API Keysから+Create new secret keyを押してAPIを発行します。
ポップアップが出てくるので右の緑のコピーボタンを押してコピーします。
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- そうしたら何でも良いのでスプレッドシートを開きます。
- 拡張機能からGPT for Sheets>Set API keyを選び先程コピーしておいたKEYを貼り付けてOKを押します。
使い方
記号系は全部半角英数で入力します。
セルのどこでもいいので下のように入力します。
=gpt("英語の文章にして","今日はプロンプト日和です。",1)
=gpt(“どういうことをやってほしいかの指示”,”内容”,1)
という感じの引数となっています。第3引数の1が何かが気になる人は調べてみてください。
1で問題になることは無いと思うので気にしなくていいです。
セル指定もできます。
=gpt(A1,B1,1)
この場合はA1セルがやってほしい事の指示で、B1が内容になります。
この場合は””で文字を囲む必要はありません。
せっかくスプレッドシートを使っているのでセル指定を最大限に利用して自分のプロンプト入力を楽にしてやりましょう!
自作のスプレッドシート配布
chatGPT_prompt_generator_sample
まず、ファイルからコピーを作成で自分のGoogleDriveにコピーしてください。
ChatGPTのAPIを自分のものに入れ直してください。
使い方
- C3が英語にして欲しい内容を入力する所です。
基本ここだけ入力すれば問題ないようになっています。 - グレーアウト部分は関数で自動表示されるので、よくわからない場合は青色のセルだけ入力してください。(改変再配布はご自由にやっていただいて構いません)
- A3がやってもらいたいこと指示(強制カンマ区切り)
- D3に結果表示
- B3がやってもらいたいこと指示(普通の英文)
- E3に結果表示
- E7~が追加プロンプトの簡易ジェネレーターになります。
こちらはChatGPTを通すものではなく、リストに書かれているプロンプトがそのまま連結されて表示されます。
連結順番はA列の数字が大きいものが先頭で数字が空白の所は表示されません。
クォリティ呪文入れ替えたり、コネコネしている時は楽になるかもしれません。 - クォリティ呪文の欄は前後入れ替え楽なように末尾にカンマが勝手に入るようになっています。
- コピペ用呪文の欄に上のChatGPTの返答も合わせて出力されます。
クォリティ呪文郡+ChatGPTの単語区切り(D3)の合成となっています。
ただ、ChatGPTのワードがたまに荒ぶったりするのでワード(記号)チェックはどちらにしても必要そうです。
わからないことなどありましたら、Twitterなどでお気軽に聞いてください。