Eagle(画像整理ソフト)のプラグインを作った話

LLM

始めに

Eagleで大量のサブフォルダがあるフォルダをインポートしたあとタグ付けしたいなと思ったら、フォルダ1つずつ自動的にタグを設定をしていくしかない!?

いやいや10やそこらならやりますけどね。
200超えてるからめんどくせーにゃ!←単純作業大嫌い

某ディスコ鯖で裏技ありませんか? って聞いてみたら
AIにぶん投げたらやってくれるんじゃない。という回答。確かに。
でもこういうマイナーなやつって情報なさすぎできつそうだな…と思って公式覗いたら死ぬほどAPIのリファレンスが充実していた件w(日本語版も切り替えできる)

何ならJSだし普通に自分で作れそうだなと思ったけど、逆にこれだけ充実してれば情報渡せば高精度なものができるだろうと思い直してぶん投げたら10分でできました(AI作業は30秒くらいw)

VSCodeのClineを使います。
これについては私よりも本職の方が詳しく説明している所が大量にあるので自分で調べてください。

LLMは今回Gemini2.5 Flashを読み込んでいます(タダですからね!!←重要)

制作手順

Eagleのプラグイン初期ファイルの作成

まず左上のハンバーガーメニューからプラグインを辿って作成してください。
今回はウィンドウプラグインを作りました。

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VSCの作業

フォルダを開く

ファイル→フォルダを開くでいいです。
こうなる↓

manifest.jsonを入力

別に初期値でも特に問題はありません。
ここのnameの部分がプラグインの名前になります。

widthとheightはそのまま開かれるウィンドウのサイズです。

AI作業(プロンプト)

Clineに情報を渡す時は@を先頭に入れます。
まず今回の作業フォルダを情報として渡します(1)
次にAPIのドキュメント内で関連がありそうな所を探してURLを入れます(2)

今回はFolderとItemの項目ですね。
まとめてこのドキュメント全体を渡せればもっと楽なんですがやり方知りませんw
まぁトークン数増えすぎるから切り分けできるならこの方が良いのかもしれません…(節約だいじ)

プロンプト全文

@/addTag_FolderName/ @https://developer.eagle.cool/plugin-api/ja-jp/api/folder @https://developer.eagle.cool/plugin-api/ja-jp/api/item 
ドキュメントを参考にフォルダ名をタグに追加するスクリプトを作成してください。
タグは親の階層すべてを追加してください。
例)
AA/
AA内のファイルのタグ(AA)
AA/BB
BB内のファイルのタグ(AAとBB)
AA/BB/CC
CC内のファイルのタグ(AAとBBとCC)

これでHTML,JS含めて全自動で(CSSの味付けまで)やってくれたのでEagleに戻ってプラグインボタンを押すだけです。

お疲れ様でした。

またまたそんにゃ…

って感じですが、ガチでこれで終わりでしたw
すんなり実行できてエラーも無しでした。み…未来づらぁ…
WEBの海を探すより作ったほうがはえー時代が来るとは…

この後にCSSで見た目を少しいじってHTMLの方にウィンドウをクローズするボタンを追加しましたがやらなくても良いおまけですからね。

プラグインのパッケージ化

Eagleのプラグインボタンから自分が作ったプラグインの三点リーダーをクリックするとプラグインのパッケージ化という項目があるので、それで簡単に配布できる形式になります。

できたのがこちら。ZIPを解凍して出てきたファイルをダブルクリックしたらインストールできます。

なお一番時間がかかったのはロゴの自作30分ですwww

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